浅井 義晭(大阪商船 香港支店長他歴任後、大阪海上火災 専務取締役)および、
市川 牧之助(朝日海上火災 出身)の両氏が神戸で浅井市川海損精算所を創立
*1 創業者の一人である浅井義啁氏は日本に於ける海損精算人の先駆者と言われ、明治38年(1905年)日本で最初と伝えられる精算書を作成しました。当時複雑な共同海損事件が発生した場合には英米海損精算人に委嘱する状況でしたが、海損精算の重要性を認識していた同氏は、高度な海損知識を持った日本での専門機関の必要性を痛感し、海上保険について学識経験の深い市川牧之助氏と共に神戸で当社を創立いたしました。
(左から浅井義啁氏/市川牧之助氏/神戸事務所写真)
両氏によりG.R.Rudolf著「York-Antwerp Rules 1924」の邦訳「ヨーク・アントワープ規則」の解説書を出版
*2 大正13年(1924年)ストックホルム国際法協会で共同海損に関する規則に大改正を加えた「1924年ヨーク・アントワープ規則」が決議されておりました。
(邦訳「ヨーク・アントワープ規則」表紙)
株式会社に改組、本社を大阪市北区宗是町へ移転
東京事務所を千代田区日本橋に開設
*3 昭和30年代後半より海運再編成の機運が高まり、大手船会社は中核体による6社に集約され海運界の拠点が東京に移転するに伴い、当社は昭和39年(1964年)東京事務所を開設いたしました。
本社を東京(中央区八丁堀)へ移転、大阪事務所を閉鎖
本社を千代田区神田小川町に移転
資本金を¥10,000,000に増額
本社を現在地(千代田区神田錦町)へ移転
IUMI東京総会にシルバースポンサーとして協賛
コンサルティング事業開始
創立100周年にあたり日本海事新聞・保険毎日新聞に当社記事、
社長のインタビューが掲載されました
■日本海事新聞(2025/2/19 記事)
「浅井市川海損精算所、創業100周年 新事業も強化へ。1925年神戸で設立」
■保険毎日新聞(2025/3/26 記事)
「創業者の志を引継ぎ次の百年へ」
■保険毎日新聞(2025/4/8 記事)
「総合コンサル企業への成長めざす」
■日本海事新聞(2025/4/22 記事)
「浅井市川海損精算所社長・中島清一氏、コンサル業も本格開始」